2019/04/15 22:51
企業モノ古着を通して世界を知る。

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
ヨーロッパの企業モノ古着をメインで取り扱っております、DANKEMANです。
今日は企業モノ古着のあり方について、TESCOの作業着をサンプルとして考えていきたいと思います。
まあ、BASEでも色々なショップがありまして、中には全く機能してないものもたくさんですが、この記事を読んでいる方っていうのはいわゆる一般的なの服選びでは、もう満足していないのではないでしょうか。
それが良いか悪いかってのは問題じゃないんですけど、おそらく人口的に少数派の方であろうと。DANKEMANはそういう方々にこそグサッと商品を届けたい、というのがポリシーです。
さて、作業着の価値とは。それは耐久性や可動性など実用的な側面で、本来作業を目的として作られていますので、見た目に関しては全く考慮されておりません。
ですが、だからこそ、ミテクレを気にしていないデザインだからこそかっこいいのです。
さかのぼれば今あなたや私が履いているジーンズだってもともとは作業着でしたし、作業着が一般的なアパレルとして消費的価値を見出されるっていう例はもっとあるのでしょう。古着屋のオンラインショップをやってはいるものの、わたくしそのへんの経緯については詳しく存じませんが、近年ではヴェトモンとかいう、なんかよくわからないけどクソ高いブランドがDHLのシリーズを出し、一部で話題になったとかならないとか。
ただ会社のロゴが入っただけの服が数万円ですと? まあしかしこういうのでもけっこう売れているらしいので、こうなってくるともう信仰、崇拝という領域ですよね。宗教の自由は人権の一部、他人がとやかく口を出すものではありません。
そういった狂った価格設定のブランドはともかく、小市民たちの味方、我らがユニクロも企業コラボTシャツとか出してますが、なんか違うんですよね。ファストファッションのブランドによって、低価格で一般大衆に向けて大量生産されたものと、現場で働く作業員のために作られたもの。後者のほうが丈夫で長持ちするし、やっぱかっこいいと思うんですよね。
てなわけで、今回のTESCOの長袖作業着を見てみましょう。

まず目に付くのが向かって左側のロゴ。右側にあるのが通常なので何だか違和感がありますが、右側にはペン刺しが鎮座。作業において筆記用具は必要不可欠、右利きの人間のほうが多いことを考え、ずぐ取り出しやすいように心臓の位置にペン。やはり本当の作業着っていうのはこういう部分で機能性第一なのです。
TESCOといえば、日本にも2013年まで店舗がありました。つるかめランドという独特なネーミングセンスのスーパーがTESCOになり、それがまたイオンに買われ、とまあ色々あったようですが、日本ではもうTESCOは消滅しています。まあ、また再進出するかもしれませんが。
TESCOは本国イギリスでは最大の小売業で、世界10傑にも入っているくらいデカい会社なのです(興味のある方はこちら)。イオンが13位ですから、だいたいイオンと同じくらいでしょうか。いや、デカい。
こっちの古着屋ではTESCOはけっこう目にするんですけども、だいたい青い色のものが多く、赤は遭遇率かなり低いです。いろんな国に出店しているTESCOなので、どの国の店舗で使われていたかってのは分からないんですが、この作業着然としたたたずまいは◎。ジャージとしても使えそうです。
サイズなど詳しいことは商品ページをご覧くださいませ。